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path: root/japanese/security/2011/dsa-2197.wml
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#use wml::debian::translation-check translation="b128ca5f062ffd92dfde8a7b5888d4e87ec075f2"
<define-tag description>サービス拒否攻撃</define-tag>
<define-tag moreinfo>

<p>Quagga ラウティングデーモンの BGP 実装に、二つのサービス拒否攻撃に繋が
る欠陥が発見されました。</p>

<ul>

<li><a href="https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2010-1674">CVE-2010-1674</a>

<p>細工した拡張コミュニティ属性により、NULL ポインタ参照が引き起
こされ、BGP デーモンがクラッシュします。細工された属性がインタ
ーネット側に伝播されることはないため、普通の設定下では明示的に
設定した直結のピアからのみ本欠陥を攻撃可能です。</p></li>

<li><a href="https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2010-1675">CVE-2010-1675</a>

<p>BGP デーモンは、不正な AS_PATHLIMIT 属性に対して BGP セッショ
ンをリセットします。これは、分散 BGP リセットを許す脆弱性であ
り、パケット転送を妨害します。このような不正な属性はインターネ
ットコア側に伝播可能であり、この欠陥の攻撃は直接設定された BGP
ピアに制限されることはありません。</p></li>

</ul>

<p>このセキュリティ更新では、BGP 実装から AS_PATHLIMIT 処理を削除し、後方
互換性のため設定文による指定のみそのままにしています (この BGP 拡張機
能の標準化はかなり以前に放棄されています)。</p>

<p>旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (lenny) では、これらの問題
はバージョン 0.99.10-1lenny5 で修正されています。</p>

<p>安定版 (stable) ディストリビューション (squeeze) では、これらの問題は
バージョン 0.99.17-2+squeeze2 で修正されています。</p>

<p>テスト版 (wheezy) および不安定版 (unstable) ディストリビューションで
は、この問題は近く修正予定です。</p>

<p>直ぐに quagga パッケージをアップグレードすることを勧めます。</p>

</define-tag>

# do not modify the following line
#include "$(ENGLISHDIR)/security/2011/dsa-2197.data"
# $Id$

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