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path: root/japanese/security/2009/dsa-1908.wml
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#use wml::debian::translation-check translation="b128ca5f062ffd92dfde8a7b5888d4e87ec075f2"
<define-tag description>複数の脆弱性</define-tag>
<define-tag moreinfo>

他のオペレーティングシステムとのクロスプラットフォームファイルおよびプ
リンタ共有サポートを提供する、Unix システム向け SMB/CIFS プロトコル実装
samba に、複数の問題が発見されました。The Common Vulnerabilities and
Exposures project は以下の問題を認識しています。

<ul>

<li><a href="https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2009-2948">CVE-2009-2948</a>

<p>mount.cifs ユーティリティには、verbose モードで使用した場合にファイルパ
ーミッションチェックの抜けがあります。これにより、ローカルユーザから任
意のファイルの一部を、当該ファイルをクレデンシャルファイルとして指定し
て samba 共有としてマウントを試行することにより読み出し可能です。</p></li>

<li><a href="https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2009-2906">CVE-2009-2906</a>

<p>samba が期待していない、oplock が破られたという通知の返信により、サービ
スが無限ループに落ちる可能性があります。攻撃者は、この欠陥を細工した
SMB リクエストを用いてサービス拒否攻撃に利用可能です。</p></li>

<li><a href="https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2009-2813">CVE-2009-2813</a>

<p>特定ユーザでホームディレクトリが設定/指定されていない場合のエラー処理が
無いため、ファイル漏洩に繋がる可能性があります。自動設定される [homes]
共有が有効か、当該ユーザ名の明示的な共有が設定されている場合、samba は
共有の制限を正しく適用せず、攻撃者がルートディレクトリからそのファイル
システムにアクセス可能です。</p></li>

</ul>

<p>旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (etch) では、この問題は近く
修正予定です。</p>

<p>安定版 (stable) ディストリビューション (lenny) では、この問題はバージョ
ン 2:3.2.5-4lenny7 で修正されています。</p>

<p>テスト版ディストリビューション (squeeze) では、この問題は近く修正予定で
す。</p>

<p>不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージ
ョン 2:3.4.2-1 で修正されています。</p>

<p>直ぐに samba パッケージをアップグレードすることを勧めます。</p>
</define-tag>

# do not modify the following line
#include "$(ENGLISHDIR)/security/2009/dsa-1908.data"
# $Id$

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