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path: root/japanese/security/2008/dsa-1494.wml
blob: 3a3bf457d749f36797489f3f953adba1c5cb341f (plain) (blame)
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#use wml::debian::translation-check translation="b128ca5f062ffd92dfde8a7b5888d4e87ec075f2"
<define-tag description>アクセスチェック漏れ</define-tag>
<define-tag moreinfo>
<p>vmsplice システムコールがユーザ空間のプロセスから渡されたアドレス引数を
正しく検証していないため、ローカルのユーザがカーネルの任意のアドレスを上
書き可能で、root 権限を奪うことができます
(<a href="https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2008-0010">CVE-2008-0010</a>,
<a href="https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2008-0600">CVE-2008-0600</a>)。</p>

<p>vserver-enabled が有効化されたカーネルでは、/proc 以下の特定のシンボリッ
クリンクのアクセスチェックがされていないため、ローカルの攻撃者が他の
vserver のリソースをアクセス可能です (<a href="https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2008-0163">CVE-2008-0163</a>)。</p>

<p>旧安定版 (stable) にはこの問題の影響はありません。</p>

<p>安定版 (stable) ディストリビューション (etch) では、この問題はバージョン
2.6.18.dfsg.1-18etch1 で修正されています。</p>

<p>これらの修正に加えて、今回の修正では近く公開の安定版でのポイントリリース
に含まれる変更が入っています。</p>

<p>DSA-1494-1 の時点では一部のアーキテクチャのビルドが準備できていませんで
した。この更新では残りアーキテクチャでの更新を提供するとともに、
linux-2.6 ソースコードからビルドされる関連バイナリパッケージを用意してい
ます。</p>

<p>不安定版 (unstable, sid) とテスト版 (testing, lenny) では近く修正予定です。</p>

<p>直ぐに linux-2.6, fai-kernels, user-mode-linux の各パッケージをアップグレードすることを勧めます。</p>
</define-tag>

# do not modify the following line
#include "$(ENGLISHDIR)/security/2008/dsa-1494.data"
# $Id$

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