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path: root/japanese/security/2003/dsa-230.wml
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<define-tag description>パーミッション設定のミス。バックアップファイル処理の誤り</define-tag>
<define-tag moreinfo>
<p>二つの脆弱性が Web ベースのバグトラッキングシステム Bugzilla に、
作者たちにより発見されました。Common Vulnerabilities and Exposures Project 
では以下の二つの脆弱性を確認しています。</p>

<dl>
 <dt>CAN-2003-0012 (BugTraq ID 6502)</dt>
 <dd>
  <p>
   毎晩走らせる cron ジョブとして提供されているデータ収集スクリプトが、
   実行の際にデータ蓄積のためのディレクトリを誰からでも書き込み可能に
   変更しています。このため、ローカルのユーザから集めたデータの変更や
   削除が可能です。
  </p>
 </dd>

 <dt>CAN-2003-0013 (BugTraq ID 6501)</dt>
 <dd>
  <p>
   checksetup.pl 添付の標準の .htaccess
   スクリプトでは、vi や emacs のようなエディタで作成される localconfig
   ファイルの編集中のバックアップ (通常、.swp や ~
   がファイル名末尾に付けられます) に対するアクセスを防止していません。
   このため、
   エンドユーザがバックアップコピーの一つをダウンロードすることができ、
   データベースのパスワードを知ることができる可能性があります。
  </p>

  <p>
   この問題は Debian の標準インストール状態では起こりません。これは、標準の
   Bugzilla パッケージとは異なり、.htaccess およびその他のデータファイルを
   CGI パス内に置いていないためです。また、設定は
   /etc/bugzilla/localconfig であり、これは web ディレクトリ外になります。
  </p>
 </dd>
</dl>

<p>現安定版 (stable) (woody)e では、これはバージョン 2.14.2-0woody4
で修正されています。</p>

<p>旧安定版 (potato) には、Bugzilla パッケージは収録されていません。</p>

<p>不安定版 (unstable) (sid) の修正は、近日提供の予定です。</p>

<p>すぐに bugzilla パッケージをアップグレードすることを勧めます。</p>
</define-tag>

#use wml::debian::translation-check translation="307b4102df78ee50d5fe2062ecd3e5f5e086e52e"
# do not modify the following line
#include "$(ENGLISHDIR)/security/2003/dsa-230.data"
# $Id$

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