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path: root/japanese/security/2001/dsa-039.wml
blob: 7b2601bbdedac5f5aa3f8ad606b8b3173cac196f (plain) (blame)
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<define-tag description>ローカルからのファイルの上書き</define-tag>
<define-tag moreinfo>Debian GNU/Linux 2.2 で配布されている GNU libc
には二つのセキュリティ問題がありました。

<ul>
<li>/etc/ld.so.cache にリストされているライブラリを、suid プログラムからも
   LD_PRELOAD でロードすることが可能でした。これを使って本来ユーザが
  許されないはずのファイルの作成 (と上書き) をすることができました。
<li>LD_PROFILE を使うことによって suid プログラムに /var/tmp
  にファイルを作成させることができましたが、
  これが安全なやり方で行われていませんでした。
  これも、これを使って本来ユーザが許されないはずのファイルの作成 
  (と上書き) を行うのに利用できました。
</ul>

<p>どちらの問題も、2.1.3-17 で修正されていますので、glibc 
パッケージをすぐにアップグレードすることを薦めます。

<p>注意点としては、このアップグレードの副作用として、root 
でログインしていない限り、suid プログラムでは ldd
は動作しなくなっています。
</define-tag>

#use wml::debian::translation-check translation="0f4f9f636f1555ba9e970e62578a9fd200d9e975"

# do not modify the following line
#include '$(ENGLISHDIR)/security/2001/dsa-039.data'

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