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path: root/japanese/releases/sarge/debian-installer/index.wml
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#use wml::debian::template title="Debian “sarge” インストール情報" NOHEADER="true"
#use wml::debian::translation-check translation="5011f532637dc7820b79b151eecfda4ab65aa22f"
#include "$(ENGLISHDIR)/releases/info"
#include "$(ENGLISHDIR)/releases/sarge/release.data"

<h1>sarge のインストール</h1>

<p><strong>Debian GNU/Linux 3.1<a 
href="../../etch/">Debian GNU/Linux 4.0 (<q>etch</q>)</a>
によって置き換えられました。これらのインストールイメージのうちいくつかは
もはや入手できないか、または動きません。かわりに etch をインストールする
ことをお勧めします。
</strong></p>

<p>
<b>Debian GNU/Linux</b> <current_release_sarge>
(<em>sarge</em>) をインストールするには、以下のイメージのうちどれかを
ダウンロードしてください。
</p>

<div class="line">
<div class="item col50">
<p><strong>
netinst CD イメージ (100 Mb)
</strong></p>
<netinst-images />
</div> 

<div class="item col50 lastcol">
<p><strong>
名刺サイズの CD イメージ (50 Mb)
</strong></p>
<businesscard-images />
</div>

</div>

<div class="line">
<div class="item col50">
<p><strong>CD</strong></p>
<full-cd-images />
</div>

<div class="item col50 lastcol">
<p><strong>DVD</strong></p>
<full-dvd-images />
</div>

</div>

<div class="line">
<div class="item col50">
<p><strong>CD (<a href="$(HOME)/CD/jigdo-cd">jigdo</a> を利用)
</strong></p>
<full-cd-jigdo />
</div>

<div class="item col50 lastcol">
<p><strong>
DVD (<a href="$(HOME)/CD/jigdo-cd">jigdo</a> を利用)
</strong></p>
<full-dvd-jigdo />
</div>
    

</div>

<div class="line">
<div class="item col50">
<p><strong>
他のイメージ (netboot、USBメモリなど)
</strong></p>
<other-images />
</div>
</div>

<h1>関連文書</h1>

<p>
インストール前に<b>どれか一つだけ文書を読むとすれば</b><a
href="../i386/apa">Installation Howto</a> を読んでください。
インストールプロセスを一通り説明しています。
その他の役立つ文書として以下のものがあります。
</p>

<ul>
<li><a href="../installmanual">Sarge インストールガイド</a><br>
詳細なインストールの説明</li>
<li><a href="https://wiki.debian.org/DebianInstaller/FAQ">Debian-Installer FAQ</a>
および <a href="$(HOME)/CD/faq/">Debian-CD FAQ</a><br>
よくある質問と回答</li>
<li><a href="https://wiki.debian.org/DebianInstaller">Debian-Installer Wiki</a><br>
コミュニティが管理している文書</li>
</ul>

<h1 id="errata">エラッタ</h1>

<p>
この情報は Debian GNU/Linux <current_release_sarge> のインストーラにおける
既知の問題のリストです。もし Debian のインストールに問題があり、この文章でその問題について
述べられていないなら、その問題について<a 
href="$(HOME)/releases/stable/i386/ch05s04.html#submit-bug">インストールレポート</a>を
書いて送ってください。または、ほかにも既知の問題がないか <a 
href="https://wiki.debian.org/DebianInstaller/BrokenThings">wiki をチェック</a>して
してください。
</p>

<h3 id="errata-r8">リリース 3.1r8 のエラッタ</h3>

<p>
リリース 3.1r7 からの変更はありません。
</p>

<h3 id="errata-r7">リリース 3.1r7 のエラッタ</h3>

<p>
3.1r6 で挙げられた、ネットワークミラーからの <q>oldstable</q> の
インストールサポートに関する問題は解決されました。すべての 3.1r7 インストール CD および
その他のインストーライメージは、Sarge を再び完全にサポートします。
</p><p>
完全な CD からインストールしたとき、<q>デスクトップ環境</q>タスクの
インストールに失敗することがあります。これは、OpenOffice が 1 枚目の
CD に含まれていないものの、いくつかの openoffice.org パッケージ
のセキュリティアップデートがセキュリティミラーで取得可能であるという状態
によるものです。<br />
この問題は、デスクトップタスクを選ぶときに <q>手動でパッケージを選択</q> を選ぶことで回避できます。こうすると、<tt>aptitude</tt> は
インストールされるパッケージを表示します。<tt>openoffice.org-bin</tt> パッケージ
を探して、<q>-</q> キーを押して選択を解除してから、<q>g</q> キーを押してインストールを継続してください。<br />
この問題は、ネットワークミラーを追加するか、Apt の設定時に 2 枚目の
完全な CD をスキャンすることでも回避できます。
</p>

<h3 id="errata-r6">リリース 3.1r6 のエラッタ</h3>

<p>
3.1r5 でのカーネル選出の問題はこのリリースで解決されました。
</p><p>
Sarge がもう <q>stable</q> ではなく、今や <q>oldstable</q> となったという事実により、
インストーラはもうネットワークミラーから正しくパッケージを取得できません。
これが最も影響を受けるのは、netboot や名刺サイズイメージのように、
最初の再起動の前にネットワークミラーを使うインストールです。
ネットワークミラーからパッケージをインストールする前に、手動で
<tt>/etc/apt/sources.list</tt> ファイルを、
いずれのネットワークミラー向けソース行も <q>sarge</q> を指して
<q>stable</q><em>指さない</em>ように確実に編集すれば、
netinst または完全な CD や DVD イメージを使って Sarge をインストールすることはまだ可能です。
事実上、これは、あなたはインストール中にネットワークミラーを使うことは
<em>できない</em>ということです!
</p>

<h3 id="errata-r5">リリース 3.1r5 のエラッタ</h3>

<p>
4 つのアーキテクチャで、インストーラがシステムにふさわしくないカーネルを
選択するかもしれません。影響をうけるアーキテクチャは、i386、hppa、ia64、s390 です。<br>
インストーラを <tt>debconf/priority=medium</tt> パラメータつきで起動する
ことにより、この問題に対処できます。このパラメータをつけて起動すると利用できるすべての
カーネルのリストが表示されますので、システムにふさわしいフレーバーをその中から選べます。
</p>

<h3 id="errata-r4">リリース 3.1r4 のエラッタ</h3>

<p>
3.1r3 の sparc32 に関する問題の修正が行われている以外に、
この 3.1r4 リリースではインストーラのアップデートはありません。
下の 3.1r3 で述べられている全体的な問題はまだ残っています。
</p>

<h3 id="errata-r3">リリース 3.1r3 のエラッタ</h3>

<p>
リリース 3.1r3 におけるインストーラのアップデートでは、下の Sarge 3.1r0 にあるエラッタに加えて、
次の問題にも注意が必要です (r1 と r2 では インストーラのアップデートはありませんでした) 。
</p>

<p>
このリリースでのカーネルのアップグレードに伴い、sarge 3.1r0 でリリースされた
いくつかのインストーライメージが動きません。それは インストーラが起動するカーネルと
後のほうで読み込むカーネルの udeb のミスマッチによるものです。
ネットワークから udeb をダウンロードするインストール方法はすべて影響を受けます。
例えば、フロッピーベースのものや netboot インストールなどです。更新されたインストーラのイメージは
正しく動くでしょう。<br>
CD ベースのインストールは影響を<b>受けません</b>。sarge の CD/DVD イメージは
初期のリリースから引き続き使用できます。
</p>

<ul>
<li><b>sparc32 での Netboot インストールは壊れています。</b>
カーネルの udeb 生成にともなう問題により、netboot インストールに必要ないくつかの
モジュールがインストーライメージに欠けています。ほかのインストール方法にも同様の問題が
あるかもしれません。
</li>
</ul>

<h3 id="errata-r0">リリース 3.1r0 のエラッタ</h3>

<ul>
<li><b>vga= パラメータつきで起動すると lilo のインストールに失敗します。</b>
インストーラ起動時に、カーネルに vga= パラメータを渡さなければならない場合、lilo
のインストールを選択しないでください。grub のインストールは問題ありません。
この問題はインストーラのデイリービルドで修正されています。
</li>
<li><b>ia64 で JFS が壊れる。</b>
ia64 を (標準の) 2.6 カーネルでインストールすると JFS
ファイルシステムが壊れます。ia64 では JFS の使用を避けるか、2.4
カーネルを使うようにしてください。
</li>
<li><b>起動時に赤色の画面になる。</b>
2.6 カーネルを使用して起動する際、時々画面が赤色になる場合があります。
インストーラは正常でエラーも発生しませんが、背景画面が青ではなく、間違った赤色
になります。これはバグ #<a href="https://bugs.debian.org/273192">273192</a> です。
</li>
<li><b>CD からインストールする際、SATA ドライバが CD へのアクセスを妨害することがある。</b>
SATA IDE コントローラがあり、そのコントローラに CD ドライブが接続されているシステムでは、
インストーラが CD ドライブのハードウェア検出中に止まったり、検出後すぐに CD から読み出しが
できなくなったりする可能性があります。おそらく、SATA ドライバ (ata_piix またはその他でも)
が CD ドライブへのアクセスを妨害していることがその原因でしょう。<br>
回避策としては、インストーラを expert モードで起動し、"CD-ROM の検出とマウント" 段階で
CD サポートに必要なドライバだけを選択することです。それは、汎用 ide、ide-cd、isofs などです。<br>
ハードディスクにアクセスするのに必要なドライバは、後のステージでロードされます。
このように SATA ドライバの前に CD ドライバをロードすることで、インストールを完了できる
かもしれません。インストールしたシステムの再起動の際、CD-ROM アクセスにまだ問題が残っている
場合があることに注意してください。
</li>
<li><b>いくつかの HP PA-RISC システムでは、インストーラが起動に失敗します。</b>
いくつかのシステムでは、標準でとても少ない ramdisk がインストーラに割り当てられます。
"ramdisk_size=21504" (これでも失敗する場合は、さらに大きい値の) パラメータつきで
インストーラを起動することで解決するでしょう。現在のところ、この問題は HP9000-712/60
と HP715/100XC で報告されています。
</li>
<li><b>標準で Debian は限られた数のブロックデバイスのみサポートします。</b>
複数のハードディクスコントローラがある場合、再起動する前に、追加のデバイスノードを
作成する必要があるかもしれません。現在、Debian は標準で /dev/hd[a-h][1-20] と
/dev/sd[a-h][1-15] のみサポートしています。インストーラは、ダイナミック /dev
を使用するのでインストール中には問題ありませんが、インストール後の再起動中に問題が
発生するかもしれません。
</li>
</ul>

<p>
次の Debian リリースに向けて、改良されたインストールシステムのバージョンが開発中です。sarge
のインストールにも利用できるでしょう。詳細は、<a 
href="$(HOME)/devel/debian-installer/">Debian-Installer プロジェクトページ</a>を
ご覧ください。
</p>

<h1 id="speakup">視覚障碍者向けのインストーラ - "speakup"</h1>
<p>
Debian は i386 アーキテクチャで使用できる、点字ディスプレイをサポートした特別な<a 
href="http://ftp.debian.org/debian/dists/sarge/main/installer-i386/current/images/floppy/access/">インストールイメージ</a>を
フロッピー形式で提供しています。対応している機器は <a 
href="http://mielke.cc/brltty/details.html#displays">brltty 関連文書</a>で
見つかるかもしれません。
</p>

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