#use wml::debian::template title="Debian BTS - リクエストサーバ" NOHEADER=yes NOCOPYRIGHT=true #use wml::debian::translation-check translation="ffe142fb8e27c6752fff483899ded27505b6364e"
バグ追跡システムでは、要求に応じて平文でバグ報告や索引を送付する メールサーバを運用しています。
メールサーバは、
request@bugs.debian.org
宛に電子メールを送ることで利用できます。Subject
は
返信メールの Subject
に利用されますが、その以外では
無視されます。
本文には一行に一つのコマンドを書いて送らなければいけません。メール 発信者が受けとる返信には、解釈された自分のメッセージとそれぞれの コマンドに対する応答が書かれています。ここに挙げられたコマンドでは、誰かに通知が 送られることはありません。またメールは、公開されている場所には記録されません。
ハッシュ記号 #
で始まる行は無視されます。
サーバは、制御終端
(quit
、thank you
、
あるいはハイフン2つ、などが一般的な例です) のある行で
処理を中止します。また、認識不能なコマンドや不正な形式を持つ
コマンドが多くある場合も、処理を中止します。正常な処理を行った
コマンドがひとつもない場合、サーバは help 文書を送ります。
send
バグ番号send-detail
バグ番号send-detail
では、自動通知など全ての退屈なメッセージが送られます。
index
[full
]index-summary by-package
index-summary by-number
index-maint
index maint
メンテナindex-packages
index packages
パッケージsend-unmatched
[this
|0
]send-unmatched
last
|-1
send-unmatched
old
|-2
getinfo
ファイル名パッケージやメンテナの情報を含むファイルを要求します。 利用可能なファイルを以下に示します。
maintainers
Packages
ファイル、override ファイルおよび
擬似パッケージファイル中の情報から作られます。
override.
ディストリビューションoverride.
ディストリビューション.non-free
override.
ディストリビューション.contrib
override.experimental
Packages
ファイル
を生成する際に利用されます。ディストリビューションツリーそれぞれに
ついてこの情報が利用可能です。ディストリビューション名はコード名です。
pseudo-packages.description
pseudo-packages.maintainers
refcard
user
メールアドレスusertag
の「user」にセットします。
usertag
バグ番号
[ +
| -
| =
]
タグ [ タグ ... ]usertag
コマンドは通常の
tag
コマンドと同じように動作します。
違うのは自分で好きなタグを使える点です。デフォルトでは、メールの
From:
または Reply-To:
ヘッダのメールアドレスが
usertag
のユーザにセットされます。
usercategory
カテゴリ名 [ [hidden]
]usercategory
を追加、更新、削除します。
デフォルトでは、ユーザカテゴリは見えます。引数 [hidden]
がオプションに指定されると見えなくなりますが、
他に定義したユーザカテゴリから参照することは可能です。
このコマンドはある種特別です。
ユーザカテゴリの追加や更新ではコマンド直後に本文が続く必要があります。
本文がない場合、そのユーザカテゴリは削除されます。
本文は任意の個数の空白から始まる行で構成されます。カテゴリはそれぞれ
*
の行から始まり、オプションで +
から始まる抽出項目の行をいくつか続けることができます。
完全な形式は:
[
抽出項目-プレフィクス]
][
[ 序列:
]
抽出項目-1 ]
[
[ 序列:
]
抽出項目-2 ]
[
[ 序列: ] ]
コマンドや本文中から参照して無用な埋め込みを避けるのにカテゴリ名\ を使います。カテゴリタイトルはパッケージ報告サマリで使用されます。
オプションの抽出項目-プレフィクス はそのカテゴリの全抽出項目の各エントリの前に付加されます。 バグは最初にマッチした抽出項目に表示されます。オプションの\ 序列パラメータは選択したエントリを表示する位置を指定します。 先に定義したものの上位集合を選択するようなマッチを使い、 それを先に表示したいときに有用です。
カテゴリ名 normal
には、それがデフォルト表示になるという特別な意味があります。
したがって、これをパッケージ名@packages.debian.org
ユーザの別のユーザカテゴリに置き換えることにより、
パッケージのデフォルト分類を変更することができます。
使用例:
usercategory dpkg-program [hidden] * プログラム + dpkg-deb [tag=dpkg-deb] + dpkg-query [tag=dpkg-query] + dselect [package=dselect] usercategory new-status [hidden] * 状態 [pending=] + 未解決でパッチ有 [0:pending+tag=patch] + 未解決で確認済 [1:pending+tag=confirmed] + 未解決で情報不足 [pending+tag=moreinfo] + 未解決で転送済 [pending+tag=forwarded] + 未解決で修正予定無 [pending+tag=wontfix] + 未解決で未分類 [2:pending] + 別ブランチから [absent] + アップロード待ち [pending-fixed] + NMUで修正済 [fixed] + 解決済 [done] + 未解決で状態不明 [] \# Change default view usercategory normal * new-status * severity usercategory old-normal * status * severity * classification
help
quit
stop
thank
thanks
thankyou
thank you
--
CC
または BCC
で)読む人のために、
長いコメントを含める時には #
よりもこれを使用する方が
適切です。
#
...#
は行頭になければいけません。
debug
レベルこの他、メールサーバのリファレンスカード
が用意されています。利用には WWW 上や
bug-mailserver-refcard.txt
、
電子メールで refcard
コマンドを使います。
(上記を参照のこと)。
バグ報告を操作したい場合は、control@bugs.debian.or.org
アドレスを使用しなければいけません。このアドレスは
上記のコマンド群のスーパーセットを解釈します。詳細は別の文書で
記述されており、
WWW 上や
bug-maint-mailcontrol.txt
、または control@bugs.debian.org
に help
コマンドを
送ることで参照できます。
この文書を平文ファイル、もしくは電子メールで読んでいる場合は、
バグ追跡システムトップページ https://www.debian.org/Bugs/
から HTML 版が利用できます。